【共通分野】
セキュリティ対策の基本を学ぶITトレーニング III
-DX時代にサービス開発者が知るべきリスクや考え方を学ぶ-
コース名称:【共通分野】セキュリティ対策の基本を学ぶITトレーニング III -DX時代にサービス開発者が知るべきリスクや考え方を学ぶ-
コース概要:DXを旗印に、多くの企業が、これまでとは異なる概念でのビジネス展開を模索しています。自社で新しくサービスを創出する際には、市場で先行する事例について冷静に評価し、自社での差別化ポイントを検討することが重要です。また、セキュリティ・インシデントによりビジネスの停滞を招かないよう、認証や暗号といった従来からのIT技術についても、知識をアップデートし、効果的に利用できるようになるべきでしょう。
本講座ではこのような、DX時代におけるIT サービスを運用・管理・構築する際に身につけておきたい視点・観点を養います。
なおITシステム開発の一部を体験する演習を予定しておりますが、プログラミング言語の知識は問いません。
(参考)ITトレーニングⅠ/Ⅱ/Ⅲそれぞれの講座の狙いは以下のとおりです。
ご自身の立場や目的によってお選びください。なお、全ての講座を受講される場合でも、受講する順番に制限はありません。
I「コンピュータ/ネットワーク・パケット分析の学習」
⇒IT・セキュリティのベースとなる要素を中心に幅広く学びます
Ⅱ「DX に関わる新しい技術を学ぶ」
⇒主に、ITを活用して業務を遂行、あるいは開発を委託する立場の方が押さえておくべき要素を学びます
Ⅲ「DX時代にサービス開発者が知るべきリスクや考え方を学ぶ」
⇒主に、ITを活用してサービスの企画・開発を行い、自ら展開する立場の方が押さえておくべき要素を学びます
開催地:本コースはオンラインまたは会場(秋葉原)での受講が可能です。効果的なトレーニングを実施するため、人数制限を行う場合がございます。
料金:160,000円(税別)
到達目標:本コース修了後、次の事項ができることを目標としています。
ITサービスをセキュアに開発・導入・運用する過程に参画できるようになる
受講対象:ITサービスの開発に携わり、今後チームや組織の中核メンバーとなっていく方。
前提知識:
OSやネットワークに関する一般的な知識を有すること
サイバーセキュリティに関する一般的な用語を理解していること
他のArmorisの講座の受講は前提といたしません
受講に当たり、受講生にご用意いただく環境・設備等(下図をご参照ください):
①受講用PC(必須):Armoris環境へのリモートデスクトップ接続、及びZoomに接続して利用します。Windows10またはMac OSXが快適に動作するPCをご用意ください。
②スマホ等(強く推奨):Zoomで講義を聴講するために利用します。(※1)
③インターネット接続(必須):パケット容量や帯域に制限のない安定した回線。テザリングは推奨しません。ZoomやVPNの通信が規制されていないことをご確認ください。また、通信に係る費用は受講生負担となります。(※2)
※1 受講用PCだけでも受講可能ですが、2画面あった方が効率よく講義を受けられます。タブレットPC等も可です。
※2 お勤め先からご参加される場合はネットワーク管理者にご確認ください。ご自宅の場合は通常、通信先に関する規制はありません。
コース内容:
1日目
流行の技術について:トレンドとなっている技術について背景や活用法を探ります
認証:新しいパスワードの考え方、多要素認証、その他認証に関わる規格について学びます
暗号:暗号化、署名などの仕組みや活用例について学びます
2日目
文字コード:データを保存、交換するときに必須となる「文字」の基礎を学びます
セキュア開発:ITシステムの内製化に際し、最低限知っておくべき注意点やリスクについて学びます
※2日間とも10:00~17:30の日程にて実施します(途中、休憩時間1時間を挟みます)。
講師:本多 暁 (Honda Akira)
システムエンジニアとして10年以上、Webシステムの提案・開発・導入の経験をもつ。不具合の調査やフレームワークの利活用などで「仕組み」を重視したアプローチを得意とする。
現在はArmorisにてDOJOの運営と講師を担当。