【共通分野】
セキュリティ対策の基本を学ぶITトレーニング I
-コンピュータ/ネットワーク・パケット分析の学習-
コース名称:【共通分野】セキュリティ対策の基本を学ぶITトレーニング I -コンピュータ/ネットワーク・パケット分析の学習-
コース概要:IT・セキュリティの知識は蓄積するだけでは不十分です。知り得た知識を実践し体験することで知識への理解を深めることができます。本コースでは、IT・セキュリティ業務を遂行する上で欠かせないネットワークなどのIT基礎スキルを実践的に修得してもらうことを目的としています。
(参考)ITトレーニングⅠ/Ⅱ/Ⅲそれぞれの講座の狙いは以下のとおりです。
ご自身の立場や目的によってお選びください。なお、全ての講座を受講される場合でも、受講する順番に制限はありません。
I「コンピュータ/ネットワーク・パケット分析の学習」
⇒IT・セキュリティのベースとなる要素を中心に幅広く学びます
Ⅱ「DX に関わる新しい技術を学ぶ」
⇒主に、ITを活用して業務を遂行、あるいは開発を委託する立場の方が押さえておくべき要素を学びます
Ⅲ「DX時代にサービス開発者が知るべきリスクや考え方を学ぶ」
⇒主に、ITを活用してサービスの企画・開発を行い、自ら展開する立場の方が押さえておくべき要素を学びます
開催地:本コースはオンラインまたは会場(秋葉原)での受講が可能です。効果的なトレーニングを実施するため、人数制限を行う場合がございます。
料金:160,000円(税別)
到達目標:本コース修了後、次の事項ができることを目標としています。
OS (Windows、Linux)ネットワークプロトコルに関する基礎知識の習得
パケットキャプチャー、各種サーバーログ分析のアプローチ方法・考え方
仮想環境を用いた環境操作と検証作業
受講対象:
・IT・セキュリティ業務に携わり進め方・技術の習得方法について検討されている方
・実際の環境(Windows、Linux)を使用し、実践しながら学ぶことに興味がある方
前提知識:
・OSやネットワークに関する一般的な知識を有すること
・インターネットリソース(IPアドレスやドメイン)などインターネットやITに関する一般的な知識を有すること。
・サイバーセキュリティに関する一般的な用語を理解していること
受講に当たり、受講生にご用意いただく環境・設備等(下図をご参照ください):
①受講用PC(必須):Armoris環境へのリモートデスクトップ接続、及びZoomに接続して利用します。Windows10またはMac OSXが快適に動作するPCをご用意ください。
②スマホ等(強く推奨):Zoomで講義を聴講するために利用します。(※1)
③インターネット接続(必須):パケット容量や帯域に制限のない安定した回線。テザリングは推奨しません。ZoomやVPNの通信が規制されていないことをご確認ください。また、通信に係る費用は受講生負担となります。(※2)
※1 受講用PCだけでも受講可能ですが、2画面あった方が効率よく講義を受けられます。タブレットPC等も可です。
※2 お勤め先からご参加される場合はネットワーク管理者にご確認ください。ご自宅の場合は通常、通信先に関する規制はありません。
コース内容:
1日目
ネットワークの基礎と応用
ネットワーク基礎
プロトコルとプロトコルヘッダーの構造
ネットワークモニタリングとパケットキャプチャ
パケットキャプチャ分析演習
OS・サーバー・アプリケーション
コンピュータの基礎
OS(Windows/Linux)の仕組みと概要
Linuxコマンドの基礎
Linuxコマンドを用いた各種サーバーログ分析
各種サービスとサーバ機能 (Web/Mail/SSH/Proxyなど)
2日目
Webアプリケーションの構築
データベースの操作
簡易Webアプリケーション構築演習
Webアプリケーションへの攻撃演習
Windows環境を用いた簡易動的解析
分析アプローチについて
動的解析ツールの概要(Sysinternalsなど)
動的解析演習
※2日間とも10:00~17:30の日程にて実施します(途中、休憩時間1時間を挟みます)。
講師:本多 暁 (Honda Akira)
システムエンジニアとして10年以上、Webシステムの提案・開発・導入の経験をもつ。不具合の調査やフレームワークの利活用などで「仕組み」を重視したアプローチを得意とする。
現在はArmorisにてDOJOの運営と講師を担当。