講座名称:侵入型サイバー攻撃(標的型攻撃)に関する攻撃・防御学習講座
サイバー攻撃者の攻撃活動及び攻撃活動により記録されるエビデンス情報及び記録されるログの調査を疑似環境を用いて経験いただき、攻撃側・防御側それぞれの視点で侵入型サイバー攻撃への対応スキルの習得を行っていただきます。具体的には、サイバー攻撃者の攻撃フロー(サイバーキルチェーン)と手段(ツール)及び機能の理解、 (Windows標準コマンド、スキャンツール、C2ツール等)、調査ツールの使用及び調査方法 (レジストリ調査ツール、イベントビューワー等)、各種ログの調査 (FWログ、プロキシログ、イベントログ等)に関するスキルの習得を図ります。
本講座では、攻撃者の戦略や攻撃アプローチ(ツール等)の把握、サイバー攻撃により記録されるエビデンスの把握と理解・エビデンス調査アプローチ及びエビデンスの活用方法の把握、情報収集分析能力の向上を図ることを到達目標として設定しています。
講習時間 | 6.5時間 (1日間) ※10:00~17:30の日程にて実施します(途中、休憩時間1時間を挟みます) |
料金 | 100,000円 (税別) / 1名あたり |
各回の定員 | 10名 ※最少催行人数3名(最少催行人数に達した場合開催いたします) |
実施形態 | 集合形式 |
実施会場 | 東京都台東区台東1-13-1(2階) |
受講者の要件等 | 本講座は情報処理安全確保支援士の方向けの「特定講習」です。受講は情報処理安全確保支援士の資格をお持ちの方に限ります。 なお、本講座は情報処理安全確保支援士の資格をお持ちの方で、下記の実務経験と知識・技術をお持ちの方を想定した内容となっておりますが、あくまで講習の内容理解・修得のために推奨とするものであり、実務経験や知識・技術の有無で受講を制限するものではありません。
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受講時の本人確認/登録セキスペの身分確認方法 | 受講時に情報処理安全確保支援士登録証及び公的身分証明書のご提示をいただき、確認を行います。なお、なりすまし防止のため、本人確認で用いる「公的身分証明書」については「写真付き」のものに限ります。 |
本講座は疑似環境を用いた疑似攻撃ハンズオン及び各種エビデンスの調査ハンズオンを主とした講座です。エビデンス調査時はグループに別れ、各グループ毎にエビデンスの調査を行い調査結果の取りまとめおよび発表を行っていただきます。
講座内で実施するハンズオンのイメージ


お申し込み
本講座は、情報処理安全確保支援士の資格をお持ちの方のみ受講いただけます。
情報処理安全確保支援士の資格をお持ちの個人の方におかれましては、下記のご案内に沿ってお申し込みください。また、本特定講習は情報処理安全確保支援士が所属される企業または団体様から、組織単位でお申し込みいただくことも可能です。
お申し込みは下記リンク先のフォームからお申し込みください。
【個人】情報処理安全確保支援士の資格をお持ちの個人の方向けのご案内
本特定講習は情報処理安全確保支援士の個人の方からのお申し込みを受け付けます。
下記日程の中からご都合の良い日程を選択し、各日程のリンク先のフォームからお申し込みください。
※お申し込み頂いた後に、最少催行人数の3名に達しない場合、中止または延期となる可能性があります。催行可否は講座実施日の7日前を目途にお知らせします。予めご了承ください。
開催日 | |
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2025年6月11日(水) 10:00-17:30 | お申し込み |
2025年8月26日(火) 10:00-17:30 | お申し込み |
2025年10月29日(水) 10:00-17:30 | お申し込み |
2025年12月16日(火) 10:00-17:30 | お申し込み |
以降の開催日程は決定次第別途お知らせします。
【団体】情報処理安全確保支援士が所属される企業または団体の研修企画担当者様向けのご案内
本特定講習は情報処理安全確保支援士が所属される企業または団体様から、組織単位でお申し込みいただくこともできます。
お申し込みは下記リンク先のフォームからお申し込みください。
本講座には最少催行人数(3名)を設けておりますため、申し込み後に詳しい日程のご調整などをさせていただきます。
講座監修者/講師
担当講師:竹田春樹

2004年より、一般社団法人JPCERTコーディネーションセンターにてサイバーセキュリティに関わる業務を開始。定点観測システムの運用、情報収集発信を行う早期警戒業務などを経験し、2006年よりアーティファクト分析業務に従事。インシデント対応支援業務を通して標的型攻撃など、実際に発生したインシデントで確認したマルウエアや各種ログ情報、攻撃ツールなどの各種アーティファクトの調査・分析業務を実施。2019年より現職。現在はハンズオントレーニングの講師など幅広く活動を行う。また、ライフワークとしてOSINT (Open Source Intelligence) を用いた情報収集分析なども行っている。情報処理安全確保支援士。