現代のビジネス環境において、組織のシステムやネットワーク内で発生するイベントの記録である「ログ」は、情報セキュリティや運用管理において極めて重要な役割を果たします。しかし、ログの適切な管理や調査が行われない場合、問題の早期発見や解決が困難になり、組織にとって重大なリスクとなることがあります。
本トレーニングでは、ログとは何か、ログ調査を行う上で注意すべき点や陥りがちなバッドプラクティスを学び、効果的・効率的なログ管理と調査のために必要な観点を習得します。また、シナリオベースのハンズオンを通じて、実際のログ調査を体験いただきます。
コース内容
- ログとは
- ログ調査の観点
- ログにまつわる陥りがちな状況(バッドプラクティス)
おすすめ
- ログとは何かイメージがあまり無い方で、ログの基礎を学びたい方
- インシデント発生時等に技術的な調査を実施するまたは調査を指示する方で、ログに関する知識が足りないと感じる方
受講について
会場受講・オンライン受講が可能です。詳しくは受講方法についてをご確認ください。
また、本講座では架空の組織で発生したインシデントに係るログ調査を体験いただきます。メモ帳 (Windows 標準ツール) またはテキストエディタが使えることをご確認ください。
受講者さまの声
ITサービス導入担当者
受講目的情報セキュリティの資格取得の参考にするため
感想演習を通じてログ調査がどんなものか理解できました
セキュリティ部門管理職
受講目的CSIRTとしてインシデント対応の指示をおこなうため
感想今後の指示伝達において役立つ内容でした
セキュリティ部門企画担当者
受講目的セキュリティ対応の根幹であるログについて1から学ぶため
感想非常にわかりやすく有益な講義でした
担当講師:宮内雄太
インシデントレスポンスの実務に役立つ講座や演習を多数開発
本講座以外に、以下のハンズオンを開講しています。